12月のIPO第二号 ALiNKインターネット(7077)の上場承認
- IPO投資家 柳橋
- 2019年11月6日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年7月20日
本日、12月のIPOが新たに一社上場承認されました。
ALiNKインターネット(7077)です。
同社は東証マザーズに新規上場しますが、今年のマザーズに新規上場したIPOは2019年11月6日時点で45社上場していますが、初値は39勝6敗(勝率86%)という結果です。
仮条件は2019年11月20日に決定し、ブックビルディング期間は2019年11月22日~11月28日、上場日(予定)は2019年12月10日になります。
下記は同社の概要になります。
銘柄名:ALiNKインターネット(7077)
上場市場:東証マザーズ
事業内容:天気予報専門サイト「tenki.jp」の運営
上場予定日:2019年12月10日
公募売り出し数:505,200株
想定価格:1,470円
想定価格による吸収額:8.5億円、時価総額:30.9億円
主幹事証券会社:野村證券
上場時のVSリスク:SOのリスクあり
同社は主幹事が野村證券になりますが、野村證券は今年13社の主幹事案件を扱っていますが、13社の初値は12勝1敗(勝率92%※2019年11月6日時点)と高い実績を誇っています。同社はマザーズ上場の案件ですが、想定価格による吸収額と時価総額においては軽量なので、堅調な初値を形成すると見ています。
同社は天気予報専門サイト「tenki.jp」の運営を行っていますが、同様に気象情報コンテンツの提供を行っている会社として、ウェザーニューズ(4825)が2000年12月25日に当時のナスダックジャパンへ上場しています。(現在は東証一部上場企業です。) ウェザーニューズ(4825)の公募価格は1,600円でしたが、初値は1,900円と18.7%のパフォーマンスとなりました。当時は1,000株単位だったので、最低単元数(1,000株)獲得していた場合、30万円の利益になります。
同社の強みは一般財団法人、日本気象協会の天気予報や防災情報を配信する天気予報の専門メディアという点です。「tenki.jp」のサイトは閲覧数が年間で25億PVもあることから、今後の拡大が注目されます。
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